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2006.7.5(水)第63回東日本新人王予選
会場:後楽園ホール
S・フライ級 4R 月花 正幸 vs 中尾 裕之(相模原ヨネクラ)
判定勝ち (3-0)

   
   
青枠の画像はクリックで拡大画像が見られます。

  一年ぶりの試合に臨む月花正幸[4戦4勝(2KO)]は、右手に不安を抱えていた。
昨年新人王候補として出場した月花は、眼窩底骨折によりリタイア。2度目のトライに当たり、満を期しての出場を目指していた。
しかし、又してもトラブル。今度はスパーリングで右手を骨折してしまった。そんな不安の中、新人王戦は始まった。対戦相手は中尾裕之(相模原ヨネクラ)[2戦2勝]である。


1Rのゴングが鳴る。月花は右ストレートを当てる。ステップを踏む。ジャブを当てる。フックを当てる。体を振る。
全てにおいて、スムーズに流れている。見ていて安心した。

2Rラストにチャンスが訪れ、青コーナーのもと連打をするも、ゴングで決める事が出来なかった。
ラスト4Rは、右手一本で中尾を捌いた。その際、月花のディフェンスに対し、会場から拍手が沸いた。4回戦にしては珍しい光景であった。
中尾もよく練習をしていて、スタミナもハートも十分備わった優秀なボクサーであったが、技術の差は埋めようがなかった。
採点は「40-36」×3のフルマークであった。

4Rフルに戦った月花は、8月16日の準々決勝に駒を進めた。戦績5戦5勝(2KO)である。(文:中屋 廣隆)