全国の皆さん、ありがとう 投稿日: 4月17日(水)09時41分12秒  八王子中屋ジムHP掲示板より
喜洋の両親です。全国のたくさんの方々の激励と、祈りも叶わず、息子の喜洋は
遂に、天国に召されてしまいました。
中屋ボクシングジムの皆様はじめ、昭和薬科大附属の友人たち、バイト先の友人たちや、
東京工科大の友人たちの懸命の祈り、そして、故郷沖縄はもちろん、全国の見ず知らずの
方々や、遠く外国からも温かい励ましと、祈りのメールをいっぱい頂きました。
残念ながら16日目で力尽きてしまいましたが、喜洋は皆さんの激励に応えようと
一生懸命頑張っていました。本当にありがとうございました。
22歳のあまりにも短い人生ではありましたが、皆さんの心からの祈りと激励、
そして、応援のお陰で中味の濃い素晴らしい人生を送ったものと確信しています。
ずっと喜洋を温かく支えてくださった多勢の皆様、本当にありがとうございました。
これからも喜洋ことを、時々想い出して下されば嬉しいです。
        伊礼喜建、弘美

 伊礼選手を応援して下さった皆様、本当に有難うございました。皆様の応援のかいなく、4月9日の朝7時2分、伊礼は天国に旅立ってしまいました。

 9日午後2時過ぎにジムに帰ってきた伊礼の棺は、リングに安置されて最後の夜を皆と共に過ごしました。私も最後のお別れに、喜洋君の頬に右手の手のひらをそっと置きました。すると筋肉がググッと引き締まったのを感じました。その感触は、今でも手のひらにはっきりと残っています。

 ジムでの仮通夜には、400名ほどの皆様が駆け付けて下さいました。これは皆が伊礼の生き様に感銘し、共感された為に他なりません。ジムでの伊礼はボロボロに伸びたバンテージをいつも巻いていました。それは彼が初めて手に巻いたバンテージでした。私も時々、「もうそろそろ、拳のためにも新しいバンテージを使ったら?」と勧めては見たものの、伊礼は例のはにかんだ顔で笑うだけでした。彼はおそらく、信念があったのでしょう。結果的に最後の最後まで、それを貫き通しました。物を大事にすること、それは心も大事にすることです。そのように伊礼が育てられたのは、彼が生まれた美しい沖縄の環境と共に、素晴らしいご両親の元で、素晴らしい御友人の元で育まれて来たのであろうと思います。
 そして学生時代のワンルームマンションから試合の翌日には共同自炊、共同トイレの本当の意味でのワンルームに引っ越される用意をしていたと聞くにつれ、伊礼は真の意味での自立をご両親から、社会からしていたのではないかと思いました。

 皆様から頂いたメールや掲示板へのメッセージは、毎日プリントしてご両親にお渡しておりました。4月10日午後2時15分ジムを出棺。溢れんばかりの千羽鶴と共に、皆様の暖かい励ましの気持ちのこもったメッセージも棺の中に納められ、八王子市斎場で伊礼選手と共に荼毘に付されました。今頃はきっと天国で、皆様一人一人の思いを噛みしめていることと思います。沢山の参列者全員にお骨を拾って頂き、迷うことなく天国に旅立ちました。

 13日沖縄県宜野湾市普天間山神宮寺で行われた葬儀には約1300人の参列者があり、100名の方からの生花と沢山の弔電を頂きました。八王子中屋ジムからはスタッフ3名、後援会より3名、田中・鈴木・ゴメスの3選手の計9名が参列いたしました。大勢の方達に見送られ、その日のうちに伊礼家の墓に納骨されました。

 伊礼は、ご家族や友人、ファンの皆様からの暖かい応援に応えて頑張り抜きました。今度は私達が伊礼に見られる番です。天国からいつも伊礼が見ています。どこにいても何をしていても必ず。一人一人が伊礼に見られても恥ずかしくない人生を送る
こと、それが一番彼への供養になると思います。
 私達は、これから本当の深い悲しみに入ってゆきます。そしていつも伊礼の事を心の片隅に置きながら、これまで以上にボクシングに対し真摯な態度で取り組んでゆきたいと思っております。
 メールを下さった皆様、ホームページの掲示板に書き込んで下さった皆様、病院に駆けつけて下さった皆様、心の中でずっと祈り続けて下さった皆様、本当に有難うございました。皆様のお気持ちが、心に染みました。深く、深く、御礼を申し上げます。

                        2002.04.16 八王子中屋ボクシングジム会長 中屋 廣隆

【 伊礼選手のご両親から、お預かりした手紙です。 】 。。。 2002年4月4日

伊礼喜洋の両親です。
このたびの喜洋の入院の件で、喜洋の友人たちをはじめ全国の皆さんから
毎日たくさんの応援、はげましもメールをいただき、心から感謝
申し上げます。
遠くはアメリカからもメールが届き、喜洋がこんなにも多勢の人たちから
見守られているのかと、感激しています。
緊急手術から10日もたちましたが、容体は、まだ予断を許しません。
私達家族は、ついついくじけそうになってしまいますが、皆さんの温い
励しの言葉で、気を取り直して頑張っています。
ボクシングで鍛え上げた喜洋の心身は、皆さんの声援で必ず
また立ち上がる事と確信しています。
いち日も早く、喜洋の意識が回復するよう、今後とも皆さんの声援
宜しくお願い致します。
ほんとに、ありがとうございます。

【2002.03.26 Up】
●この日の第5試合目・・・

 日本ランクを賭けての6Rの試合で、激しい乱打戦の中、最終ラウンド残り数十秒に相手の連打によりロープダウンを取られました。カウントの途中で彼がファイティングポーズを取り、その後に終了のゴングが鳴ったのです。結果は3対0の判定で伊礼選手の負けとなりました。


●リングを降りた後で・・・

 非常に疲れている様子に見えたため相手への礼も控え、リングの上でグローブ・バンテージを取り、体を休めてから両脇を抱えられた形でリングを降りました。控室に戻ろうとした時に伊礼選手の意識が無くなったため、そのまま医務室へと運ばれました。そして容態が良くない為 救急車で病院に運ばれることになりました。
 診断の結果は「硬膜下血腫」。緊急開頭手術を行った後は、ただひたすら回復を祈るしかありませんでした。



●ほぼ絶望的な状況の中で・・・

 非常に危険な状態が続き、家で待つ者達も電話の音についビクッとしてしまう毎日でした。そんな時、スポーツ新聞で「伊礼選手重体」のニュースを知った彼の友人やボクシングファン達が、八王子中屋ジムのホームページの掲示板に続々と「伊礼、頑張れ!」の書き込みをしてくれていました。


●声に、反応があった!!

 その状況が3日半続いた3月27日の事です。ホームページの掲示板への書き込みをプリントアウトしたものを、伊礼選手の前でご両親が読み上げてみたら、彼の目にうっすらと涙が浮かんだと言うのです。それは拭いても、またにじみ出て来たと言います。
 手術後は助かる見込みについてはほぼ絶望的と言われていたのですが、彼のボクサーとしての回復力がこの状況から、かすかな光を見せました。「助かるかもしれない・・!」そう伝えられる状態にまでなったのは、まさに奇跡に近い事でした。
 彼の心臓は、痛めた脳の回復を待つように、闘い続けていました。そしてひとつの峠を越えることが出来ました。その姿は、彼の試合での姿と変わらぬものだと思いました。



●応援の気持ちは伝わる!!

 打たれても怯まず前に出て戦う彼の姿は、人々に感動を与え続けて来ました。
 「気持ちでは、絶対に負けない!」彼へのインタビュー記事にあった言葉です。その言葉の通り、この日も彼は最後まで諦めませんでした。試合会場での皆からの応援についてインタビューで聞かれたとき、彼はこう答えていました。
 「何を言っているのかはわからないが、気持ちは伝わります」
 ・・・僕は、今こそ彼に「応援する気持ち」を伝えるときだと思うのです。このような事から、今回伊礼選手への緊急応援ページを設けることになりました。書き込んで下さる皆さんの言葉は、絶対に彼の心に伝わっているのですから!






●皆さんの応援の言葉を、伊礼選手に届けます!!

 八王子中屋ジムホームページの掲示板に書き込んで下さった伊礼選手への応援メッセージを、プリントアウトして彼の元へ届けます。彼の事を知らない方は、下記のプロフィールやリンク記事をご覧になって下さい。
 ジムの選手や練習生、友人、彼の試合を見たことがある人、新聞や雑誌で彼のことを知った人、どなたでもかまいません。ぜひ皆さんの力を貸して欲しいと思います。皆さんの暖かいメッセージは、伊礼選手本人は勿論のこと、彼のご両親やご親族の方達にも必ずや大きな力となって届くものと信じています。


 ★☆八王子中屋ジムホームページ

 ★☆八王子中屋ジムホームページ掲示板

 ★☆八王子中屋ジムのメールアドレス
         応援メッセージが長くなる場合は、こちらへメールでお願いいたします。

 


【八王子中屋ジムHP掲示板に寄せられた 伊礼選手へのメッセージです】
◆2002年04月08日 
◆2002年04月07日 
◆2002年04月06日 
◆2002年04月05日 
◆2002年04月04日 
◆2002年04月03日 
◆2002年04月02日 
◆2002年04月01日 
◆2002年03月31日 
◆2002年03月30日 
◆2002年03月29日 
◆2002年03月28日 
◆2002年03月25日〜27日 

【E-Mailで寄せられた 伊礼選手へのメッセージ】
◆2002年04月05日〜06日 
◆2002年04月04日 
◆2002年04月03日 
◆2002年04月02日 
◆2002年04月01日 
◆2002年03月29日〜31日 



●いれい よしひろ 沖縄県出身。昭和54年5月8日生まれの22才

 マンガ「はじめの一歩」を読み、東京の大学への進学を機にボクシングを始める。
 デビューは平成12年6月30日で、その後無敗のままで新人王トーナメントに出場。そのトーナメントで勝ち上がり、平成13年度全日本新人王となる。
 ランキング入りし日本フライ級10位となったが、平成14年3月24日の試合で判定負を喫し、その試合で受けたダメージと今必死に闘っている。






★☆伊礼喜洋 SPECIAL INTERVIEW   全日本新人王になった伊礼選手へのインタビューです。

★☆伊礼選手紹介   八王子中屋ジムの伊礼選手紹介コーナーです。

★☆CAMPEON   八王子中屋ジムの広報誌です。伊礼選手の記事も出ています。






写真:原田 京子



写真:十字 和子



写真:渡辺 文幸

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